みんなの飲食店研究会

飲食店のホームページ制作に対応しているサービス~つまずく課題を解決してくれる制作会社5社を徹底比較~

飲食店のホームページ制作に対応しているサービス~つまずく課題を解決してくれる制作会社5社を徹底比較~

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飲食店と一般企業のホームページの違い

自分たちのお店のホームページをよりよく作りたい、というのは誰しもが思うことでしょう。そこで重要になるのが、業者の選択。飲食店においては、一般の企業とのホームページ制作と異なるポイントがいくつかあります。飲食店がホームページを開設する前提として、以下に課題となる点を取りまとめてみます。

専門知識がない。………Webに関する専門の知識をもった人材がいない。
時間がない。………実業の忙しさや時間に追われて割ける時間が少ない。
写真がない。………料理や外観などの写真撮影が上手くできない。
予算がない。………高額な制作費をかけることができない。

他にもたくさんの注意すべき点はあるものの、おおよそ以上の4つに大別されます。また、この4つのポイントが絡み合った結果、ホームページは作らず、グルメサイト任せになっているといった店舗も多いようです。

写真のインパクトは最重点課題

中でも、ホームページの印象を決定づける最初の画像写真については、解決策を見いだせないままWeb運用を続けているというホームページは多いようです。一般的に、ホームページは最初の3秒で印象が決まるといわれています。非常に好感が持てるトップイメージならさらに深くページ情報に興味が持ち続けられます。しかし、最初のイメージであまり好印象を残せなければ、ユーザーは他のページの検索に移動していきます。その判断は無意識のうちに瞬間的になされているのです。3秒というのは、短すぎるように思えるかもしれませんが、ネットでお店を検索する側からいうと妥当な時間です。

例えば、あなたが実際に初めて訪れた町で、ランチのお店を探すときをイメージしてみてください。
おそらく店構え、店先のランチサンプル、価格、混み具合などを瞬間的に判断しているはずです。
歩きながらチラ見し、この店はグッド、この店はノーグッドと判断しているはずです。あなたは店舗選びを直感的に判断しているようですが、実際のお店の数を情報量に置き換えると圧倒的に多いはずです。人は、そういった比較検討を瞬時にこなし、「今日のランチはこのお店」と意思決定しているのです。

まずはファーストビューで良し悪しが決まる

ホームページでは、そこまでの情報量を一気にユーザーに提供することはできません。
できるのは、ファーストビューの写真を中心としたイメージのみです。
お店は、ホームページ上の外見でのみネットユーザーに判断されるのです。
そして、そのハードルをクリアした場合にのみ、さらに興味を持たれ、コンテンツ内の詳細ページに誘導できるのです。

これらの点に注意しながら、ホームページのファーストビューに着目したホームページ制作を手掛ける制作会社を紹介していきます。

株式会社ACTマーケティング

忙しい飲食店様のために特化したホームページ制作Smart10(スマートテン)

株式会社ACTマーケティング
Smart10
https://minken.info/smart10/
写真撮影プロカメラマンの撮影
撮影料金3~4時間程度
ホームページ制作スタンダードプラン
デザイン自由度大/打ち合わせ
初期製作費/100,000円
ホームページ運用月額8,000円

元々飲食店の販促支援を得意としている会社で、そこからホームページの制作会社を展開しています。
価格的に安価である程度の範囲内での制作を得意としており、大型チェーンの外食店用ホームページ制作には向きませんが、単店から10店舗までの店舗であれば、内容も柔軟でありコストメリット&クオリティメリットも出やすいといえます。
ファーストビューでプロカメラマンの写真によってユーザーの気持ちを掴み、コンテンツをしっかりと作りこみたいというリクエストを伝えれば、むしろパフォーマンスは高いといえます。

有限会社フードページ

フードページ・ドットコム https://food-page.com/

写真撮影プロカメラマンの撮影
撮影料金15万円
※1回4~5時間程度(準備片付けまでで5?6時間程度)
※交通費別途実費
ホームページ制作テンプレートデザイン
トップページ/別途提示×1頁
基本テンプレート/30,000円×3頁
メニュー/10,000円×3頁
コンテンツページ/50,000円×2頁
下層ページ/50,000円×1頁
※上記事例合計)420,000円

東京都世田谷区に本社があります。プロカメラマンが写真撮影を行います。ニーズによっては動画専門のプロカメラマンが担当し、編集やWebへの埋め込みや連携など、臨機応変に対推している制作会社です。制作事例も多く、スキルやソースに関して豊富な体制を持っています。制作コストとしても一般的な価格設定だといえます。

株式会社フードコネクション

個人店のミカタWeb
https://f-webdesign.biz/plan
写真撮影プロカメラマンの撮影
ホームページ制作問い合わせ相談のうえ
ホームページ運用 4~6頁例/月額運用費用40,000円~

東京都目黒区に本社があります。写真に関してはプロカメラマンが撮影を行います。飲食店のWeb関連のあらゆるサポートを行っているため、幅広く対応することが可能です。制作事例も多く、オプションも多岐にわたっています。広告運用や集客にコストを投下し、集客に結び付けたいお客様にとっては適しています。費用に関しては、無料相談の仕組みをとっています。

株式会社WEB STAGE

Web Stage
https://www.w-stage.jp/

写真撮影プロカメラマンの撮影
撮影料金見積のうえ
ホームページ制作一括支払い・分割支払い選択可能/問い合わせお見積りのうえ
月額15,000円~

飲食店だけに特化したホームページを制作しているわけではありませんが、一般企業も含め意欲的にホームページ制作に取り組んでいる制作会社です。業態別に料金設定があるのではなく、30タイプ以上のブランドプラン設計から選択する仕組みとなります。東京都千代田区に本社があります。

株式会社テンポスフードプレイス

テンポスフードフレイス
https://tenposfoodplace.jp/service/homepage

写真撮影プロカメラマンの撮影
撮影料金3時間程度
ホームページ制作スタンダードプラン
デザインテンプレート5個
初期製作費/88,000円
ホームページ運用月額6,600円

食材仕入れから店舗の会計システムなど、店舗運営全般にかかわる事業を展開していますので、ホームページ制作に特化しているというわけではありません。しかし、様々な事例も多く、またオプションも細かく設定されているので、最終的な 価格的には

一番安いかもしれませんが、それなりの実績と信頼性はあります。
ちなみにこの会社は、企業や学校などのホームページを格安で作成するサービスも行っているようです。

制作して欲しい意図を制作会社に伝える

ホームページ制作やリニューアルにおいて、価格比較を重視する場合に、必ず確認すべき点があります。
それは、安くてもあなたが求めるデザインニーズに対応しているかどうかということ。
ホームページをオリジナル性の高いデザインで完成させるのが良いのか、それともテンプレートから選択するのがいいのかという点について、検討する必要があります。
通常、テンプレートパターンは比較的安価でできるというメリットがあります。
自由度はかなり制限されるものの、メンテナンスもしやすくシンプルな構造になっている場合がほとんどです。
ただ、注意しなくてはならないのは、ホームページを作る手間が、店舗側にあるケース。
文字テキストや写真テキストを全て店舗側で準備しなくてはならないというものです。
テンプレートパターンを提供しますから、あとはお店側で作ってください。電話ではサポートしますというものです。
この場合は、ホームページ制作会社というよりは、システム提供をしているサプライヤーと考えたほうが分かりやすいかもしれません。
あなたの求めるホームページ制作が実行できるかどうかというテーマと、価格相場観との優先度の問題です。

各社のサービス内容の比較検討一覧

以上が今回ピックアップした会社となります。

手間工数をかけられないジレンマ

店舗のインターネット上の情報発信となる店舗である以上、出来ればイメージ通りのホームページを制作して欲しいというのは当然です。
ですが、店舗での日々の営業業務や調理準備などもあり、そうそう時間を割くわけにもいきません。
一方、ホームページ制作会社からすれば、出来るだけコミュニケーションを重ねる時間を確保したいという意向があります。
一般企業の場合はそれも可能ですが、飲食店の場合は難しいものです。
専任のWeb担当者が配置されていることは、余程の大手飲食チェーンでない限りありえません。
ですから、できるだけイメージの誤差をなくすために、飲食店経営者はでたくさんの他店のホームページを閲覧し、イメージに近いページをいくつかピックアップしておくことをお勧めします。
そのうえで、自分の店舗の最も自慢できるアピールポイントを合わせて制作会社に提示できるようにしていきましょう。

いかがでしたか。ホームページ制作は、飲食店にとって集客における入り口となる大切なツール。今回の記事を参考にしていただければ幸いです。