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飲食店の最低賃金引上げが決定。経営者が必ず行う対策とは?

飲食店の最低賃金引上げが決定。経営者が必ず行う対策とは?

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こんにちは、『忙しい飲食店様のために特化したホームページ制作 – Smart10』のライターチームです。

この記事では、最低賃金が年々上がるときに、飲食店経営者が必ず対処しなければならないことについて説明していきます。

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最低賃金の引き上げが決定。

コロナ禍、人口減少、外食離れ、アルコール離れ、人件費高騰…。 現在、飲食業界には、これでもかというアゲインストの風が吹き荒れています。 そのほかにも、個別の不利な条件もかさなってきていることでしょう。 しかし、かならずしも全ての外食店がネガティブな状況に置かれているわけではありません。 なんとかこの状況を跳ね返し、むしろプラスの状況にもっていっている飲食店があることも事実です。 特にスタッフ採用面では、顕著な傾向が出始めています。 そういうお店は、いかにして望ましい結果に導いているのか?そのあたりを考えてみたいと思います。

最低賃金は上がる、これはもう決まったこと。

社会として決まったことに様々な異論や意見はあるでしょう。 しかし、決定した以上、これは法的な施行をともないます。 となれば、今後どうしていくかというのが店舗の課題となります。 食材仕入れ価格の高騰、物価上場、人件費のコスト増。 他にも電気代やガス代の高騰、家賃の値上がりなど、飲食店にとってたくさんのマイナス要因があります。 ひとつひとつの見直しをしていく必要はありますが、根本的な対策は値上げ以外にはないのかもしれません。

最低賃金は上がる、これはもう決まったこと。

値上げをするという決断は是か非か。

一概に値上げをすることが正しい判断かどうかというのは意見の分かれるところです。 しかし、社会全体の物価が上昇し、人件費を含む原価率が上昇し、比例して利益率が下がっているとなれば、躊躇なく値上げに踏み切っていくのは攻めの経営戦略だといえます。 競合他店の動向をみてからという判断でも、遅くないと考える経営者の方もいらっしゃいます。 しかし、きちんと現状をお客様に説明し、どこの店舗もいずれは価格が上昇するということを理解することは重要です。 であれば、遅かれ早かれその対策を立てるべきなのです。 正直に早めに説明していくことです。 情報発信には、ツールが必要です。 実際のお客様への説明、店舗内での掲示物対応、ホームページでの一定期間の情報開示は必須です。 さらに、あなたがこれからもお店のファンのお客様に支えてもらいたい気持を語る場所が必要です。 Webでは、そうした情報発信のツールとしての役割をホームページやブログに割り当てることが求められます。

まずは今のスタッフを信頼し期待できることから。

また、信頼されているスタッフは、より生き生きと働いてくれます。 もちろんその前提として、人として経営者として、その社員を信頼し、権限や決裁権を与え、自立的に動いてもらうことを認めてもらうことが前提です。 人の承認欲求というものは、モチベーションの大きな部分を占めています。 必ずしも条件環境だけで勤務のロケーションを選ぶわけではありません。 働きやすさを配慮した職場や信頼関係で結び付いている組織には、そういう優秀なスタッフが集まりやすいものです。 これは人間関係でも同じことがいえます。 もしあなたがピンチに陥ることがあったとしても、自分が信頼し続けて来た友人は、その人のできる範囲で精いっぱいのサポートをしてくれるはずです。 当たり前のことなのですが、いざ経営という言葉が入ってくると、経営者は自分以外の相手に、都合の良いことを求めてしまいがちです。 しかし、雇用関係といえども、人間性のギブ・アンド・テイクが根本にあります。 世間にはそういう人間の信頼関係を評価しない人も確かに存在します。 しかし、優秀な人であればあるほど、信頼関係をおろそかにしません。 そういう人こそがあなたの求めている人であるはずです。

まずは今のスタッフを信頼し期待できることから。

値上げに対する丁寧な説明。

その他、なんとか価格維持をするために料理の量を減らしたりするのも工夫のひとつです。
露骨にはできませんが、小皿料理2皿に分割することで、逆に価格を下げる感さえあるように思ってもらえるかもしれません。 また、代替商品でメニューを変更したりする方法もあるでしょう。 デコレートや盛り付けの工夫でカスタマイズしたりすることで、対応できることもあるかと思います。 数十年前、野菜の仕入価格高騰がおこりました。 その時に飲食店では、価格高騰するキャベツの代替品として、豊作で価格が安かったレタスを使った盛り付けがありました。 また、同様の理由で、白菜鍋の白菜をレタスに変更し、レタスしゃぶしゃぶが人気になった例もありました。 どうしても変えられないお店のスタンスやメインメニューというのはあるかとは思います。 しかし、譲歩できるところは思い切って譲歩し、新しい料理や展開を生み出す材料にするというチャレンジも必要です。

人件費は競合店に先駆けて好条件を提示する。

勇気の必要なことだと思います。
しかし、値上げをして利益率を確保するのも、スタッフの時給が上昇するからです。 利益の増額確保ではなく、あくまで人件費に対応するための値上げだと考えてみてください。 準備がそろったのであれば、次はエリアの競合店に先駆けて、良い人材を採用してしまいましょう。 世間の理解が落ち着いて、競合店が動き始めてからようやくあなたも自店の採用を再開する。 そういったスタンスもひとつの考え方です。 残り福として優秀な人材を採用するという戦略です。 でも、多少、数か月か半年に先行して準備しておいた好条件の給与で募集を開始するというのが得策です。 特にデメリットはないでしょう。

人件費は競合店に先駆けて好条件を提示する。

スタッフの創意工夫や適材適所の検討。

生産性の向上、といってしまうと何やら工場での稼働率みたいでちょっと味気ないのですが。
飲食店の場合、スタッフにとっては忙しい時間とヒマな時間が混在しています。 お客様がいっぱいで忙しい時間帯には、ホールや調理に集中してもらう。 しかし、雨天で期待通りの集客ができなかった場合に、例えばホームページの改修や情報発信、SNSでの興味喚起の情報公開など、対処すべきことはたくさんあります。 結果として、生産性を上げることができるのです。

セミプロ並みの能力がある。

最近の若者に特徴的なのが、インスタに映える写真の取り扱いに長けていること。
彼らの中には、きわめて高い能力を持っている人がたくさんいます。 彼らにメニューの写真撮影や、映え記事作成を頼んでみるのも一案です。 通常、これらの作業を専門的なWeb制作会社にお任せすると、かなりの制作コストを支払わなければなりません。 しかし、写真撮影が得意な若いスタッフに頼めば、完成度の高いセミプロ級の仕事をしてくれます。 彼らの仕事のクオリティに遜色はありません。 調理で採用したから、ホールで採用したからといった、当初の条件にこだわることはないのかもしれません。 スタッフに協力を受け入れてもらえれば、それぞれの高い能力を生かせるポジションで、ジョブローテーションしてしまうこともアリなのです。 もちろん仕事の無理強いはご法度ですから、きちんと理解と協力を得たうえで仕事を依頼しなければならないことは言うまでもありません。

セミプロ並みの能力がある。

お願いするならまずはMEOから。

専門業者に依頼すると、10万円ほど費用がかかるMEO対策。
これをスタッフにお願いするというところから始めてみてください。 多少は操作のオペレーションを読みこなし、必要情報をブラウザに登録したりアピール文章を考えたりしなくてはなりません。 しかし、決してできないことではありません。 若者ならWebのリテラシーを持っていますし、それほど操作に抵抗感もないはずです。 また、ホームページのメニュー変更に関して、インスタ映え写真の差し替えという作業があります。 このあたりも、若いスタッフには能力があります。 彼らなら、料理本来の写真テイストを生かしながら加工アプリで処理をすることも可能です。

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