こんにちは、『忙しい飲食店様のために特化したホームページ制作 – Smart10』のライターチームです。
この記事では、飲食店のスタッフ教育に最適な教育システムを説明していきます。
目次
本を読まない人が増えてきた。
若い人にとって、テキスト本や資料での学習は非常にハードルが高いものになっています。 文字を読む行為そのものがつらい、という人ですら多いと聞きます。 実際に、総務省統計局の調査によると、読書に関する１年間の支出額は、年々減少しています。 最近の書籍形態の支出では、１年間に10,000円以下という調査結果もでており、特に35歳以下の支出額低下が目立っているようです。 電子書籍が利用されている時代とはいえ、文化庁の平成30年度「国語に関する世論調査」によると、1か月に1冊も本を読まない人は、全体の47.3％ですが、読書量が減っていると感じる人は67.3％で、平成20年度調査と比較して、本を読む量が減っていると感じている人が増加していると出ています。
動画ならあまり抵抗がない時代に。
反対に、彼らにとってYouTubeやTikTokなどの動画は、いつでも利用できる身近なツールになっており、学校などでも当たり前の教材として活用されています。 若者の間では、YouTube検索という言葉が当たり前のように流通しています。 何かを知ろうとするのに、「ググる」のではなく、YouTubeで調べるのが定着しているという意味です。 最近たくさんの企業で、動画で研修を実施するケースが増えてきました。 どうやら動画には非常に親しみがあり、また抵抗もなく、ハードルは決して高くないようです。
教育や研修に動画は最適。
動画の良さは、再現性が高いことです。 さらに、情報に誤差が少ないことです。 「書類の右上の2行目の空欄に名前と年齢と性別を記入してください。空欄がないようにお願いします」 と文章で書くより、書類現物を示しながら、 「ここに氏名・年齢・性別をそれぞれ記入してください。書き終わったら、再度確認してください。空欄は認められません」 と動画で説明したほうが、正確に伝わります。 また、注意事項があれば、その動画をくっつけることもできます。 間違っていれば、修正することも可能です。 もちろん、動画を作る飲食店の経営者の側からすれば、多少の面倒さは生じます。 しかし、新入社員が入ってくる度ごとに教えているとすれば、結果的に時間的にもより多くの手間が発生することになりますし、人材をせっかく育てたと思ったら、退職でまた初めから教えなくてはならないといったことも発生します。 テクニカルでルールにそぐうことは何らかの動画教育システム（いわゆるEラーニング）に任せて、もっとホットで大切な思いを経営者様はスタッフと共有する時間に割いていただければいいのです。
超便利、Learning Box（ラーニングボックス）が話題に。
ここでスタッフの教育研修に使える研修システム、Learning Boxをおススメします。 無料でも使えるので、論より証拠、ものは試し、で一度使ってみるのもありかと思います。 このシステムの優れているところは、とにかく安価であるということと、シンプルな使いができる点につきます。 入社時の約束事項、お客様の個人情報の取り扱い、来客時の対応、電話受付の仕方、あいさつや発声のトーンのお手本、シフトの申請の仕方、急遽欠勤になる時の対応、サーブの仕方、注文の取り方、など現場での細かな対応や覚えておいて欲しい内容を、すべて動画でアップロードしておき、必ずマスターしておくように指導しておくのです。 何度も押さえておいて欲しい動画に関しては、視聴回数を指定することができますし、誰がきちんとそれを視聴しているのかをチェックすることも可能です。 また、必ず理解させたい内容に関しては、小テストを設定することもできます。
動画のポイントは、短く、的確に。
動画に関する注意事項として、短く、そして端的であるということ。 長い動画でも視聴することを求めることはできますが、それは仕事やお店にロイヤリティがついてからでも遅くはありません。 また、動画を見ることにほとんど抵抗のない世代ですから、「研修」や「学習」に対するストレスもほとんどないといえるでしょう。 また、あいまいな部分を作るよりは、明確に約束事項や行動規範を動画で説明することで、誤解や拡大解釈するといったケースも減少します。 さらに、店長や副店長、バイトリーダー自身がその動画のモデルとなることで、教育する側としての自覚も育ってきます。
教育や研修の大切さは飲食店の生命線。
学生や若い人が飲食店のバイトや社員として働くにあたって、そのお店に求める要素は様々です。 そのなかで、主だった理由を分類すると…。 同業他店と比較しての給与額や自身の生活圏の途上にある勤務地、ライフスタイルに合った勤務時間、まかないの有無、といった「条件面」が理由となっている場合。 次に、同世代の仲間や親しみの持てる先輩社員がいる、といった「人間関係」が理由になっている場合。 A店・B店・C店と3店舗を経営されている場合、条件面はもとかく、この人間関係が働きやすさに影響している場合が多々あります。 A店での良い取り組みを店長が動画で説明し、B店・C店の店長のみが動画で視聴するといったこともLearning Boxでは可能です。
動画は積極的に活用できるツール。
さて、動画撮影というと、ついきれいに撮影すべきであるとか上手に編集すべきであるとかと考えてしまう経営者の方は意外に多いようです。 しかし、ホームページやYouTubeでの動画は、自身の経営する飲食店のコントロール下にあれば、その内容を上げたり下げたりすることが可能です。 実際、いろんなお店のSNSやYouTubeの動画を見てみると、意外に軽く撮影し編集していることがわかります。 先に紹介したLearning Boxの場合は、完全に閉じられたWebの領域で視聴されるため、またセキュリティも担保されているアプリケーションがほとんどですから、運用しながら軌道修正することは可能です。 ましてや、若い信用のおけるスタッフに「広報担当」とか「教育担当」として、この業務そのものを任せてもらえれば、必要最低限のコストしかかけずに活用することもできます。 そういったことがうまく機能すれば、「リーダー人材の育成」にもつなげることができます。 TikTokをやっている若いスタッフはかなりいますから、店内でのプロジェクト化を進めるのも有効です。
動画はCMSホームページでも生かせるノウハウ。
動画のノウハウは、ホームページでも生かせます。
その際に必要となってくるのが、CMSというホームページが社内で更新管理できるシステムです。 CMSとは、コンテンツ・マネジメント・システムの略称で、一旦このシステムでホームページを構築してしまえば、あとは社内で情報の書き換えや新しい情報のサイトアップ、追加コンテンツを積み上げていけることになります。 もちろん動画のサイトアップも可能にできますから、充実したホームページに育てていくことができます。 新しいメニューをPRしたり、おいしそうな調理動画を上げたりすることで、自店のホームページを付加価値を上げていきましょう。