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ホームぺージ写真の撮影テクニック。店舗でできる撮り方で集客が激変

ホームぺージ写真の撮影テクニック。店舗でできる撮り方で集客が激変

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こんにちは、『忙しい飲食店様のために特化したホームページ制作 – Smart10』のライターチームです。

この記事では、飲食店の店舗でできる撮影テクニックを説明していきます。

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写真の撮り方や載せ方次第でお店の印象は変わる。

写真の撮り方は、ひとまず置いておいて、人気繁盛店のホームページを見てください。
そこでわかることがあります。
年に1度しか行かないような記念日的レストラン。
普段からしょっちゅう行きたい身近な飲食店。
週に1回、2週に1回行きたい居酒屋さん、年に数回程度はいく中華のお店など、そのお店のグレードや料理の種類によって、ホームページの写真の印象はことなります。
ここでは、参考にしたいそれぞれのフィールドでの人気飲食店のホームページを研究してみましょう。

ラグジュアリーな飲食店は、黒ベースでお皿の模様まで。

まず、ミシュランに選ばれているような飲食店のホームページは、ほとんどがトップページに料理写真がアピールされているのが特徴です。
その次に、ほとんどの場合が黒の「ベースデザインカラーとなっています。
これには理由があります。
お店の料理自体がダウンライトでスポットライト効果をだしているテーブルセッティングです。
店内の照明も若干暗めか暖色系の照明の場合が多いです。
お皿の模様や凹凸や料理素材のなどの質感がよくわかるくらいの写真です。
なおかつ料理写真の扱いが大きく使われています。
つまり、店内では料理が引き立つ環境を作って、高級感や満足感を演出しています。
ホームページでも、同様にそのあたりの演出をしているようです。
美術館などの作品展示をイメージするとわかりやすいでしょう。
もちろんこういったお店の写真は、プロが照明を計算し、撮影している場合が大半です。
高級な和菓子やケーキ屋さんもこういうカテゴリーに入ります。
印象に残る飲食店のホームページは、とにかく写真だけでお店に行ってみたくなるものです。

ラグジュアリーな飲食店は、黒ベースでお皿の模様まで。

普段使いのお店は明るくライトな写真の印象。

反対に、ラーメン店やカレーライス、ハンバーガーレストランなどでは、明るめの料理写真で、お皿の後ろは部分的に光の反射部分を白く飛ばしたりしています。
ただし、ここにも共通する撮影の仕方があります。
それは、逆光もしくは半逆光だということ。
昔の料理写真といえば、順光といって正面から光をあてて撮影するのがセオリーでした。
が、今はシズル感が出にくい。
普段使いレストランの場合、料理そのものの写真での差がつけにくいという特徴があります。
カレーなどは見た目ではどこのカレーかわかりにくいということがあります。
また、料理に芸術的な要素よりも、質感や素材感を前面に押し出した光の強弱を上手く利用した写真を掲載しています。
料理の写真そのものよりもお店のコンセプトや店構えなどのロケーション要素写真も大切にしているようです。
自分のお店の料理を、ホームページを通じてたくさんの人に知ってもらいたいものです。
それには、美味しく見えるロケーションを見極めることが重要です。

中華ワールド満載の写真使いにも特徴が。

わたしたちが数人で中華料理屋さんに行く場合、単品を注文することはあまりありません。
どちらかというと、複数の異なる料理を数人でシェアする場合が多いでしょう。
ですから、写真も同様に、複数の料理が並んでいるケースが多いようです。
もっとも、これはそのお店の営業のスタイルにもよりますから、ヌーベルシノワのような高級志向を打ち出している場合は、前出の黒ベースで看板料理を大きく出しているケースが多いです。
このように、ホームページで使われる写真は、お店のタイプによっても分かれます。
数人でわいわい楽しく集うお店なのか、特別な日に特別な人と行くお店なのか、価格帯が高いのかそれともリーズナブルなのか。
こういった条件も、ホームページで見てもらう人のターゲット層によって変わってきます。

飲食店のホームページ写真はセオリー通りではダメ。

つまり、こう撮れば良いという決まりはありません。
しかし、あなたのお店で出している料理の特徴がよく見せられるようにしなければなりません。
残念ながら、写真は料理の味までは伝えられません。
視覚のみによって訴えかけることのできる手段です。
一部動画などで調理のプロセスを撮影することで、料理にかかる手間やプロにしかできない調理方法を見せている場合もあります。
これも、いわば視覚によって見せているだけの手段です。
であれば、どう見せれば美味しく見えるのかを考えていきましょう。
そのためには、光の色や当て方が重要になってきます。
また、料理を作る側の人も、自分の作る料理が写真に撮られるのであれば、できるだけおいしく見えるように調理するでしょう。
メニュー写真とちがうといったクレームも受けたくありませんから、必然的に料理のグレードや盛り付けの配慮も向上していきます。

飲食店のホームページ写真はセオリー通りではダメ。

スーパーのお肉は光によって見え方が違う。

ご存知の方も多い事実として、スーパーマーケットの照明の当て方があります。
お肉売り場の照明灯の色と野菜売り場の照明灯の色は、全く違います。
お肉がよりおいしく見えるようにするために、赤く見える蛍光灯が設置されています。
血が滴るようなおいしそうなお肉に見えるように工夫されているのです。
反対に、野菜の陳列場所では、みずみずしさや鮮度が良く見えるように、白色の蛍光灯やスポット照明が当てられています。
おおよそ一般的なスーパーではどこもこのように考えられていますが、よりその度合いを強めるために、ビビッドカラーの照明を強めているお店もあるくらいです。

料理がおいしく見える光の色と角度を。

飲食店の料理撮影でも同じことがいえます。
まずは、カメラを出す前に、どの光があたる場所が自分のお店の料理の見栄えが良くなるのか、これを考えてみましょう。
窓辺の外から外光がさしてくるテーブルに料理を置いてみましょう。
あるいは、周囲が暗い中で、テーブル上からのダウンライトが良い感じで料理を照らすように置いてみましょう。
その料理が、一番おいしく見える光がきっとあるはずです。
カメラを取り出すのは、これを決めてからでいいのです。
その時に、あなたの目線がどこにあるのかも忘れずに覚えておいてください。

光の調整も身の回りのもので可能。

レースのカーテンで光の量を調整したり、トレーシングペーパーを窓からつるしたりして、強すぎる光を調整することができます。
また、アルミホイルのマットな側で若干ソフトな光を反射させ、ほんわりと明るくすることも可能です。
プロのカメラマンは、撮影用のライトの他、ディフューザーやレフ版と呼ばれる専用の機材でそのあたりを計算しながら光の量を調整するのです。
だから、その代用品によって光の調整がある程度できれば、それだけでも料理は格段においしそうに見えるのです。

Thai food. The hand is using a mobile phone to take a picture of food on the dining table in the restaurant. Photography with Mobile Phone Concepts

背景、テーブル、湯気、色彩、影。

料理の置き場所と光の加減が決まったら、あとは、料理に目が行くように、テーブルの色や柄、器の模様、背景なども気にしましょう。
このあたりは、雑誌やレストランガイドなどを参考にして、料理に目線が行くにはどのようにしたらよいのかを工夫してみましょう。
湯気が出るようにするのかどうか、全体の色味が適切なのかどうか。
また、お皿の影の具合やスプーンやお箸の具合にも注意を払いましょう。
写真は、写す料理に対する情報量のコントロールも大切です。
いくら美味しそうに見えても、背景などに注意がそれてしまうと美味しさも半減してしまいます。
このように、ある程度のセッティングや光の準備ができるまでは、何度も条件を変えて、その料理が一番美味しく見える光や場所を探してみましょう。

カメラは特別なものでなくても良い。

さあ、ここでカメラを取り出します。
スマホでもコンデジカメラでも、またもっとクォリティをあげたいということで、一眼レフでもかまいません。
カメラの種類によってできることに制限はありますが、最近のカメラであればいずれにしてもある程度のクォリティの撮影ができるようになっています。
特別に高性能で高価なカメラでなくてもOKです。

撮影位置、ピント、背景のボケ、配置。

撮影時に気にしたいことは、いくつかあります。
まず、どの角度から撮影するかということ。
丸いお皿の料理を撮影する場合、真上からお皿全体を撮る場合、斜めから撮る場合、水平に近い斜めから撮る場合、料理の一部分を大きく見せる場合、などがあります。
ピントを合わせた部分と背景のボケ具合を考えることを被写界深度といいますが、難しいことは考えず、その料理の一番見せたい部分にピントを合わせましょう。
あとは自分とカメラの距離を調整しながら、背景のボケ具合を見ればよいのです。

撮影位置、ピント、背景のボケ、配置。

三脚や固定できるものを準備。

しかし、三脚やスマホを固定できるような設備だけは欲しいところです。
自撮り棒があれば、それを確実に固定できれば、それでも大丈夫かと思います。
写真がブレる原因の大半は、手ブレと呼ばれる現象です。
カメラの撮影速度は、1/125秒とか1/250秒などになりますが、それ以下の1/60秒とかになるとカメラを持つ手の震えなどで、ブレが生じてしまいます。
そうならないための防止としてカメラを固定する必要があります。
できれば、シャッターを指で押すのではなく、リモコン操作かタイマーでシャッターを切りたいものです。
最後に料理の配置。
どこを正面に置くのか、どの部分をクローズアップするのか。
これもいろいろな料理雑誌の写真を参考にしながら、とりあえずチャレンジしてみましょう。

ひとまず、始めて見ることが最初の一歩。

カメラのプロが撮影を指南している本やサイトはたくさんあります。
しかし、あくまで、これらはプロ目線からのレクチャーです。
ある程度機材が揃い、写真撮影のキャリアがあれば別ですが、やはり最初からそんなに上手くいとは思えません。
また、セッティングや機材も元から持っている場合のほうが少ないでしょう。
しかし、基本的な作業は、素人もプロのカメラマンもやることはみんな同じです。
プロの場合は、経験上、その料理がおいしく見える見せ方や撮影の仕方を知っている。
ただそれだけなのです。

ひとまず、始めて見ることが最初の一歩。

すぐにでもできる改善点がいくつかある。

それでは、あなたのお店のホームページの写真を、早速改善していきましょう。

ひとまず、よくありがちでイマイチな失敗撮影になってしまうチェック項目をリストアップしておきます。
[レ ] ツヤのある白や黒のお皿に、蛍光灯の形や反射物の形がそのまま写り込んでいないか。
[レ ] お皿の影がくっきりとですぎて、素人写真っぽくなっていないか。
[レ ] 料理に冷めた感が出ていないか。出来立て感が出せているか。瑞々しさはあるか。
[レ ] ピントがぶれていないか。三脚とレリーズ(もしくはタイマー機能)を使っているか。
[レ ] 色味がくすんでいないか。食材色がアクセントになるように盛り付けられているか。
[レ ] 湯気、とろみ、鮮度などの質感が出ているか。※箸あげ、匙あげなどで対応。
[レ ] テーブルセッティングなどを気にするあまり、背景がごちゃごちゃしていないか。
[レ ] 料理写真が実際の見え方よりも変形しすぎていないか。両端部分が湾曲していないか。

それでは、あなたのお店のホームページの写真を、早速改善していきましょう。

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