こんにちは、『忙しい飲食店様のために特化したホームページ制作 – Smart10』のライターチームです。
この記事では、飲食店におけるSNSの活用方法について説明していきます。
目次
すでに浸透しているソーシャルメディア（SNS）は？
はじめにトレンド情報からご紹介します。 SNSを利用する全ての人の間ではそれほど知名度がなくても、ある世代においては圧倒的に支持を集めるSNSというのがあります。 それが「Discord」というSNSツールです。 ここ数年で利用率が急上昇しています。 特に、ゲームやインターネットに対して抵抗のない学生などの間で、このDiscordが使われています。 人によってはこのツールをメインに使いこなすケースも出てきています。 家族や普段から仲の良い友人同士の連絡に使っているのはLINEで、友人同士のダイレクトメッセージには女性を中心としてInstagramといった使い分けも、最近の傾向として強くなってきています。 自分からの情報発信とフォローを中心にというTikTokのほか、情報収集のツールとしてYoutubeは安定的に利用されているようです。
飲食店でLINE集客を行うお店も増加。
集客ツールとして、LINE公式アカウントを活用している飲食店もかなり急増しています。 基本料金が無料ということもあり、着手する飲食店も気軽に始められるのです。 しかし、結果的に失敗している飲食店も少なからずあるのが実情です。 では、その仕組みや目的は？今回はその整理をしてみましょう。
そもそもSNSの役割や目的は何？
飲食店がSNSを使う目的って、なんとなくわかっているようで、ふんわりした理解になっていると思いませんか？もともと、SNSとは、ソーシャル・ネットワーク・サービスの省略呼称です。 そのまま直訳してしまうと、「みんながインターネットを通じてなんとなくつながるサービス」とでもいうのでしょうか。 みんながつながるのに、どうして飲食店が関係あるのでしょうか。 それは、飲食店の体験を情報交換するからです。 あそこのお店はここが良かった。 あそこのお店はここがイマイチだった。 私もそう思った、僕はもっと違う印象をもった。 そういった情報を通じて共感を確認し、その情報をもとに新たな人が体験することで、情報が厚くなってくるのです。 これはいわゆる口コミ効果となって、より多くの人を巻き込んでいきます。 こういった効果のプラス面だけを活用できるようにしたのが、飲食店におけるSNSの公式アカウント活用です。
能動的な口コミと受動的な口コミの使い分け。
ひとくちにSNSといっても、目的によって使い方は変わってきます。 主として、通信目的で活用されるLINEやDiscord、情報収集や発信目的で使われるTikTok、TwitterやFacebook。 動画配信サービスとして、Youtubeの閲覧などがあります。 飲食店でのこれらの活用は、その特性や対象とする世代や性別や趣味などの属性に応じて考える必要があります。 複雑になってきてわかりにくい、という経営者の方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、身近な若い人のスマホの使い方に耳を傾けてみれば、自然とその傾向が分かるようになるはずです。 実際、先にご紹介したDiscordなどは、ゲームをする人の間では誰もが積極的に使いこなしているツールですが、ゲームをあまりしない人の間では消極的で認知度は落ちます。 お店の情報を、どのターゲット層にアピールするかで使い分けは決まってくるのです。
SNSの基本は、人と人とのつながり。
大手の飲食店の場合は、企業名や店舗名での公式アカウントでも、情報発信は大丈夫でしょう。 しかし、個店や複数程度の店舗の場合においては、公式アカウントとは別に、スタッフアカウントや店長アカウントで温度感のある情報発信するほうが望ましいところです。 その理由は、そもそもSNSは、共通の話題や情報でくくれる人と人とのつながりで成り立っているからです。 さらにあまり商売だけの情報にこだわるのではなく、むしろオフ情報を中心にフランクなつながりを重視すべきです。 こんなおもしろいスタッフが働いているなら、一度いってみようかなといった、あくまで人のキャラクター推しにとどめるべきでしょう。 かつての訪問販売業が押し売りと考えられたように、SNSの押し売りになってしまうと、その相手は関係性から離脱してしまいます。
人が求めるのは、共感できること。
あなたの経営する飲食店に興味を持ってもらうには？それは人の共感を呼ぶことです。
さらにSNSでは、だらだらと長い情報は読まれない傾向があります。 URLをブログページにリンクさせるなりして、①少しの興味 ②少し覗いてみる ③興味をもつ、という流れに誘導すべきでしょう。 SNSの段階では、相手の興味に触れることがポイントになります。 他にも、「笑える話題ネタ」「新鮮な話題ネタ」「流行りの話題ネタ」「得する話題ネタ」「なるほど話題ネタ」など、キュレーション的な役割とオリジナルな情報提供、人間的に興味深いなどの部分にさわることを忘れてはいけないのです。
写真情報のSNSは、映える写真を。
基本的に、「映え」と呼ばれるものも、先の「笑える話題ネタ」「新鮮な話題ネタ」「流行りの話題ネタ」「得する話題ネタ」「なるほど話題ネタ」に沿ったものになります。
単に写真撮影をするだけでなく、興味がわいたり驚きを共有したりすることを、Webでは「映え」と呼んでいるのです。 このあたりも、メニュー開発や盛り付け、照明を工夫することで、より話題をつくることができます。
競合店や目標とする飲食店のSNS。
あなたがリスペクトする飲食店のSNSに入ってみたりするのは、非常に勉強になります。
また、全く異なる業界の活用方法を参考にしてみるのも、有効な手段です。 情報発信の方法や内容をたどっていくと、自分のお店のSNS戦略が見えてくるかもしれません。 実際、SNSを活用することで、集客に成功している飲食店は少なからず存在します。 自店のSNS母集団を作る意味でも、積極的にフォローしていくことで、メリットも生まれてくるはずです。 Facebookにおいては、お客様が社会人で比較的パーソナリティが近いグループという特性もありますから、飲食店の場合距離的に近ければ集客に直接結びつくケースもでてくるでしょう。
