飲食店が継続的に売り上げを上げる。事業経営を安定して継続する。飲食店にとって集客は無くてはなりません。
飲食店経営の基本となる、「料理の質（Quality）」「接客（Service）」「清潔さ（Cleanliness）」の頭文字をとったQSCという指標があります。QSCは飲食店側でコントロールできる要素です。しかし、お店ではコントロールできない要因によって集客が左右されてしまいます。
その典型ともいえるのが感染症や天候です。特に梅雨時は雨の日が続いて人出が鈍ります。飲食店にとって頭の痛い課題ではないでしょうか。そんな梅雨時の集客アイデアとおすすめの対策、ホームページを活用した梅雨の集客対策について解説します。
目次
梅雨の雨の日に飲食店が集客に苦労する理由
雨の日には飲食店の客足は何かと滞りがちです。
飲食店の顧客に限らず多くの人は雨に濡れたくありません。傘をさして外出してみても、服や靴、カバンがどうしても濡れてしまいます。大雨や台風の日ならなおさらです。濡れるかどうかですまないリスクも無視できません。結果、雨の日はどうしても人出は鈍りがちです。
濡れたくなかったり、リスクがあったりすることから、どうしても家にこもりがちになってしまいます。また、近年は家にこもってもゲーム・本・サブスクリプションサービス・配信サービスなどインドアの娯楽は充実してます。無理に外出しなくても楽しみには困りません。
止むを得ず外出する場合、傘や雨具などで荷物や面倒が増えてしまいます。傘をさしていると荷物が持ちにくくなります。また、建物の出入りの際に開いたり閉じたり、ビニールに出し入れしたり、飲食店に入っても置き場所に困ったり、持ち帰り忘れたりと手間が尽きません。よけいに足を遠のかせてしまいます。
梅雨でも飲食店が集客できるアイデア5選
梅雨の雨の日は外出じたい億劫に感じる方が多数。飲食店も客足が伸びないのは無理もないことではあります。
ただ、雨の日だけのサービスを実施することで逆に集客の手がかりになります。手の打ちようがないとあきらめてしまうのではなく、これからご紹介するサービスなどを実践してみましょう。
梅雨限定の値引きサービス
梅雨限定で雨の日に来店したお客さん限定のサービスやクーポンを提供するのはおすすめの一手です。例えば、雨の日限定メニュー提供。他にも、人気メニューを割引価格提供などです。強いインセンティブを用意しましょう。他店へ行ったり単に帰宅したり外出を差し控えたりする可能性を狙えます。
梅雨で家にいる人へのデリバリーサービス
Uber Eatsをはじめとするデリバリーサービスに加入して、デリバリー対応を始めるという方法もあります。
デリバリー加盟店になると露出が増え、実店舗のキャパシティ以上の売り上げも期待できるでしょう。雨の日は特にデリバリー需要が増えます。雨の日で客足が鈍いことによる売上ダウンに対する直接の対策ができます。
梅雨限定のサブスクリプションサービス
サブスクリプションサービスといえば音楽や映像が定番です。最近は飲食店でのサブスクリプションサービスも増えてきています。
例えば、1か月間食べ放題のラーメン店や加盟店でワンドリンクと引き換えられる課金制アプリです。
雨の多い梅雨の期間にサブスクリプションサービスを提供し、定額で来店すると何かの特典を提供してみましょう。具体的には、サブスクリプション加入者のみの特別メニューや割引、トッピング無料などが考えられます。また、サブスクリプションを本支店間共通にすれば、より使い勝手が良くなります。本導入前の試行として効果測定やサービス内容の試行の機会とすることもできるでしょう。
梅雨限定のイベント開催
雨の日の来店客限定のイベント開催というのも一つの手です。来店や支払額に応じたスタンプカード制は始めやすい例ですね。雨の日はスタンプ2倍などというものがあります。
また、夏に向けて新メニューの試食・品評会のような特別感のあるイベントも良いでしょう。
折り紙でアジサイを折ったり、てるてる坊主を作ったりするなど、季節感のあるワークショップを開催すると家族連れの来客を期待できます。
また、6月というと梅雨ばかりが気になります。しかし、6月第3日曜日には父の日があります。父親を含めた家族連れ客に、ドリンク1杯無料サービスなどデザートのプレゼント、会計時にプレゼントを用意するなどといった父の日イベントを打つのも良いかもしれません。
梅雨限定のインスタ映えするメニュー
店舗のPR用のSNS、特にインスタグラムでインスタ映えのするメニューの写真を上げることは、集客のうえでの定番です。そこで、梅雨らしいインスタ映えメニューを開発するのも良いでしょう。雨やアジサイをイメージした青や紫の色彩は食事向きではありません。しかし、デザートやドリンクであれば、爽やかな色彩として喜ばれることでしょう。
梅雨で天気が悪くても飲食店ができる対策4選
雨だからと諦めるのではなく、雨の時ならではの心配りをしましょう。
「雨の日だったけどその分良いサービスを受けられた。」と印象付けて満足度を上げられる対策があります。
タオルや置き傘を用意する
雨の日にあるとうれしいサービスとしてタオルや置き傘を用意するのも良いでしょう。雨の中を歩いてきて、衣類やカバンが濡れている顧客も多いはずです。衣類やカバンを拭う乾いたタオルを貸し出すのも喜ばれるでしょう。
また、入店時は降っていなかったのに、退店時に急に降り出した場合を想定します。貸し出せる置き傘を用意するのも喜ばれるはずです。
傘の貸し出しは、お店を宣伝してもらう効果があります。借りた傘を見て店のことを思い出してもらったり、返却のための再来店を促したりする効果も期待できます。
ただ、行く機会が無く返却できない場合。気まずく感じさせて店に行きにくくさせてしまうと、逆効果です。
確実に再来店が期待できるご近所さんや常連客以外のことも考えて、安いビニール傘で雨の日のプレゼントと言い切って渡してしまう方が良いかもしれません。
傘を席ごとに分けて管理する
雨の日に飲食店に出入りする時の傘の扱いも困りごとです。入り口に傘立てがあっても、間違えて持っていかれたり、どれだかわからなくなったりすることはよくあります。かといって、濡れた傘をもって入店すると床が濡れて滑りやすくなります。椅子に掛けたりテーブルの脇に置いたりしても煩わしくおさまりが悪いものです。席ごとにまとめて預かって退店時に渡してみてはどうでしょう。煩わしさも忘れる心配もなく助かるはずです。
雨で濡れた床をこまめに掃除する
雨の日は濡れた靴や傘のために店内の床が濡れて滑りやすくなります。放置すれば店内の湿度が上がって不快な状態になることも考えられます。店の入り口へのマットの用意や、傘入れ・傘カバーとなるビニール袋の用意などを行ったうえで、こまめに床の水分を拭き取るなど工夫をしましょう。こうした工夫で床をこまめに掃除することで転倒防止につながり、お客様だけでなく店舗のスタッフのためにもなります。
雨の日のためのマニュアルを作る
工夫はいろいろあります。全ての従業員で均一な対応ができるよう、雨の日の対応をマニュアル化しておくと良いでしょう。傘立ての準備や雨の日のサービス対応など、いつ雨が降り出してもスムーズに対応でき、顧客満足度を高められるように備えておきましょう。
Smart10によるホームページ作成でも梅雨対策しよう
株式会社ACTマーケティングによる飲食店向けに特化したホームページ制作サービス「Smart10」では、業界最安値水準の価格で充実したサービスを提供しています。梅雨時の集客でどれだけ対策をとっていても、顧客に届いていなければ仕方ありません。雨の日でも来たくなるお店をアピールするためにSmart10の充実したホームページでお店をアピールしましょう。
Smart10は飲食店専門のホームページ制作が可能
飲食店のホームページには悩みが尽きません。「作りたいけれど開業したばかりでコストをかけられない」。「質の高いものを作りたいけれど時間もノウハウもない」。「開業したころに作ったものがそのままでデザインや写真が古い」。など、お悩みを抱えているお店は少なくないでしょう。
Smart10では、まずホームページを訪問したユーザーをつなぎとめる提案をしています。それは、インパクトのある美味しそうな料理写真をファーストビューで使うこと。撮影は、プロカメラマンが行います。店舗・料理・スタッフの3カットを標準で提供します。WebでのPRに欠かせないSNS（Twitter、Instagram）やGoogleマップ掲載にも活用できます。
Smart10に丸投げでホームページを作ろう
充実した内容といっても、「打ち合わせや素材提供が面倒なのでは？」と思われる方もいるかもしれません。しかし、Smart10では丸投げで大丈夫です。御多忙な飲食店店主様・経営者様に労力を割いていただくのは難しいですよね。そのため、面倒なExcel入力はなし。素材提供も最小限。打ち合わせもリモートで対応いたします。特に最初の3秒で大きなインパクトを与えるプロのカメラマンの撮影した料理写真はSmart10のパッケージの大きな特徴です。ホームページの来訪者をつなぎとめ、着実に効果を発揮します。
Smart10ならここまでカバーしてくれる
廉価なホームページ作成サービスはいろいろあります。しかし、実際に依頼してみるとオプションをたくさん追加しないと満足のいく内容にならないことは珍しくありません。作成後のサポートが不十分。更新サポートが高額。思ったより予算が膨らむこともありがちです。しかし、Smart10なら丸投げ10万円で完結します。さらに更新から問い合わせまで、作成後のサポートもリーズナブルな月額料金で対応。WordPressで構築するため、完成後の更新も自力で容易にできます。ほかに、SEO対策・アクセス解析ツールも完備しています。
まとめ
雨の日は集客に苦労します。雨の日が長く続く梅雨のシーズンは特に悩まれるでしょう。
しかし、ピンチはチャンスではありませんが、雨の日というだけで諦めることはありません。逆に、顧客満足度を高めて集客のチャンスとすることもできるのです。梅雨時の雨の日に来店するからこそのメリット（限定サービスや特別メニュー、イベント）を用意する。雨の日だからこその気配りを提供する。対策を打ち、雨の日だからこその顧客満足を実現しましょう。また、こうしたサービスは発信してこそ集客につながります。Smart10の提供する飲食店向けホームページなら、だれでも容易に更新でき、サポートも受けられます。お悩みの方は、ぜひ一度お問合せください。