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飲食店の集客にはDM(ダイレクトメール)を活用しよう!成功のポイントを解説

飲食店の集客にはDM(ダイレクトメール)を活用しよう!成功のポイントを解説

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飲食店を運営していれば、誰しも一度は導入を検討する「DM(ダイレクトメール)」。「本当に効果があるのか?」「手間に見合った利益は回収できるのか?」など疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。本記事では、DMの種類の紹介からDMを活用するメリット。そして集客に成功するDMのポイントを順番に解説します。DMの導入をご検討中の飲食店の方はぜひ参考にしてみてください。

飲食店が集客のために送るDM(ダイレクトメール)の種類

飲食店が集客をするために送るDMにはいくつか種類があります。
まずは主流となっている4つの方法をご紹介します。

郵送

ハガキか封筒のどちらかでDMを送付する方法です。実物を送付するため、手元に残りやすく目に留まる効果が期待できます。スマートフォンが普及したため、近年はメールで情報配信している飲食店も多いです。しかし、メールの場合本文まで読まずにタイトルだけを読んで削除されてしまうことが多いのも実状です。郵送すると、こうした事態を防ぎます。一読してもらえる機会を増やし、繋げられます。また本人が見なかった場合でも、周りの人が見る可能性もあります。比較的アプローチの機会が多くなりやすい方法といえるでしょう。

電子メール

メールでDMを配信する方法です。最短で思い立ったその日中に配信可能。スピーディかつコストを抑えながら最新情報を配信できます。前述の通り、メールの場合本文を読まずにメールが削除されてしまう可能性もあります。ただ、スマートフォンが必需品となった現代。ちょっとした空き時間にお得情報が掲載されているコンテンツをまとめて読んでもらえる可能性もあります。また、メールにWebサイトへのリンクを貼れば、より濃いコンテンツへ誘導できます。

FAX

FAXでDMを送付する方法です。固定電話のFAX番号を使って配信するため一度で多くの宛先へ送付できます。また、コストが安いのも特徴です。特にFAXのDMは会社へ向けた送付がメイン。会社内の飲み会などでお店を使ってもらえるよう訴求できます。またFAXは封書のように折りたたんで届くわけではありません。開いた状態で受信されるため、開封率が100%なのも強みです。加えて、FAXはポスティングや折り込みチラシのようにまとめて捨てられません。捨てる・捨てないの判断をするために、必ず目を通してもらえるDMの送付方法なのです。

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ポスティング

ポスティングは個人宅やマンション、オフィスなどにチラシを配布する方法です。既にある配信リストからの送付ではありません。そのため、認知度を広げ、新規顧客獲得につながりやすい特徴があります。基本的にポスティング専門業者によって手作業で配布されます。つまり、郵送よりコストを抑えられます。ポスティングで配布できるものは、チラシをはじめ、封筒やノベルティを付けたものなど。自由度が高いです。不特定多数に配布するため他のDM送付方法と比べると反応率は低くなります。ただ、クーポンなどの特典を付けることで反応率を高める工夫もできます。

飲食店の集客にはDMを活用するメリット

ここまで、飲食店が集客のために送るDMの主流4種類をご紹介しました。
続いて、飲食店の集客にDMを活用するメリットを解説します。

表現の自由度が高い

発送や配布を業者に依頼する場合でも原稿作成にお店が携われるため、お店として打ち出したい情報を盛り込んだDM作成ができます。
例えば、お洒落なカフェやバーでその雰囲気を打ち出して集客したい場合。
雰囲気を連想させるキャッチコピーやスタイリッシュなデザインでアピールが可能です。
お得な価格を売り出して集客したい場合。
価格とメニューの内容を強調したデザインでお得感をアピールできるでしょう。
このように、お店の特徴にあわせて自由に表現を変えられるのがDM送付のメリットの一つです。

相手によって記載内容を変えられる

送付する相手によってDMの記載内容を変えられるのもメリットの一つです。郵送やメールのように、既に一度はお店を利用したことがあって連絡先を把握している人向けのDMと、FAXやポスティングのように新規顧客獲得のために送付するDMでは記載内容も変わってきます。
また、既に一度はお店を利用したことがあって連絡先を把握している人に向けた場合でも、年代や性別によって内容を変えることでより効果的に集客できます。DMはセグメントごとに記載内容を変えられるため、効率の良い集客が可能です。

新しい層にも訴求できる

前述の通り、FAXやポスティングを使うと、お店を利用したことがない新しい層にも訴求できます。SNSのように不特定多数に向けて情報発信を続けるのではなく、お店の近くにある個人宅やマンション、会社へアプローチをするため、ある程度接点のある層にターゲットを絞って情報発信ができます。
消費者の来店までの行動・心理プロセスの4ステップは「お店を知る → 興味を持つ → 行ってみたいと思う → 来店する」という流れになっています。DMではそのうちの「お店を知る・興味を持つ」ステップとして必要な情報を届けられるため、新規顧客へのアプローチが期待できるのです。

マーケティングに活用できる

マーケティングに活用できるのもメリットの一つです。DMは看板やSNSなどの広告・告知と違って、反応率を測定できます。例えば異なるクーポンを付けた3種類のDMをそれぞれ1,000通ずつ郵送した場合。来店時に使用されたクーポンを集計し、クーポンの反応率を測定することが可能です。また、その反応率からどのような商品やサービスが求められているのかを可視化もできます。住所・年代・性別などと掛け合わせて分析をすれば、商品やサービスを求めているセグメントの特定できます。今後の方針決定に活かせるでしょう。

企業のブランディングにつながる

DMを使ってお店のブランディングにつなげることもできます。「地産地消」や「オーガニック」など、こだわったコンセプトを持っている飲食店の場合は特にこのメリットが当てはまります。DMの内容にコンセプトに関する取り組みなどの情報を盛り込んでみるとどうでしょう。お店のブランディングを確立させる効果があります。
ブランディングとは「他店とは違った自店独自の魅力をアピールし、それを認知させること。」です。それさえできれば値下げや値引きといった価格勝負をしなくても、非常に強い集客力を得ることが期待できます。

飲食店が集客で成功するDMのポイント

DMを活用するメリットを解説してきました。飲食店によるDM送付にはメリットがたくさんあることをご理解いただけたはずです。続いて、実際にDMを送付する際のポイントを解説します。

適切なターゲットを選定する

DMを送付する前に、まずは適切なターゲットの選定が重要です。それによって、効果的なDMの送付方法や送付タイミング、送付先、内容やデザインが変わってきます。ターゲットの選定には、住所(お店からの距離)・年齢・性別・職業などのセグメントに分けて行うことが有効です。
例えば、ランチの女子会コースを打ち出して集客したい中、遠方在住の50代男性向けにDMを送付しても反響が少ないことは想像がつきます。まずはDMを送付して店舗として打ち出したい商品やサービスがどんなターゲットに向けたものなのかを明確にしましょう。

レイアウトを工夫する

受け取った人の視点に合わせたレイアウトが重要です。基本的にDMはキャッチコピー・挨拶文・商品・サービス説明・クーポン・問合せ先・画像などで構成されています。ポイントは、配置です。人の視線は紙面を見た時にN型・Z型というように、N型は右上から、Z型は左上からそれぞれのローマ字を描くような動きをします。こうした理論に基づき、DMへ掲載したい情報に優先順位をつけて優先度の高いものから配置をすることで、より効果的なDMが作成できます。また、訴求したいポイントや注目してもらいたい部分が目立つような工夫も大切です。

アピールポイントを意識する

お店のアピールポイントを意識して作成することも重要です。DMは少ない情報で、受け取った人の心を動かす必要があります。そのためには自店のアピールポイントを整理しましょう。掲載情報を厳選したうえでのDM作成が大切です。

例えばイタリアンのお店で考えてみます。本場のチーズを使用していることやおいしさをアピールしたい場合。写真にはチーズがとろけている画像を使用し、キャッチコピーには「本場の」や「とろ~り」などのキーワードを入れると良いでしょう。このように、アピールポイントを意識してDMの内容やデザインへ反映させましょう。

送付タイミングに気を配る

効果的な集客のためにはDMの送付のタイミングにも気を配りましょう。例えばメールでDMを送付し、特典として「ディナータイム限定 生ビール100円のクーポン」をつける場合。DMに掲載されているクーポンを見た人に仕事終わりで来店してほしいので、仕事の合間のちょっとした時間にDMを見てもらえるような工夫が求められます。その場合、配信時間は15時にします。送付のタイミングに気を配り、開封率・来店率アップにつなげましょう。郵送ではクリスマスやバレンタイン、宴会などのイベント前に送付するなど、長いスパンで見ても送付のタイミングには気を配ることが大切です。

クーポンを活用する

来店につなげるためにクーポンを活用することもポイントです。クーポンを付けておくことでDMに目を通した人が来店するための一押しになります。また、クーポンの金額設定はクーポンを導入しても経営が厳しくならないように、「○○円以上購入の方のみ利用可能」など条件を指定するのがおすすめです。しかし、条件価格が高すぎるとクーポン利用を諦められてしまう場合もああります。顧客の平均購入額を把握したうえで条件価格や値引き額を設定するといいでしょう。他にも、クーポンには新商品を試してもらえるなどの効果もあります。ぜひ活用してみてください。

開封率や反応率をチェックする

開封率、反応率は必ず確認しましょう。DMの送付方法や内容、商品やサービスの改良に活かせます。開封率の測定はメールのみですが、反応率はすべてのDMで測定できます。反応率の測定方法は、DMにクーポンなどの回収できる特典を付けておく方法です。どのような商品やサービスの人気があるかだけではなく、DMの送付方法や内容・デザインごとの反応の良し悪しも推し量ることが可能です。その結果を今後のDM送付に活かして改善につなげられます。

飲食店集客のDM依頼はACTマーケティングへ

そんな飲食店の集客用DMの作成依頼は「ACTマーケティング」へお任せください。全国対応で、ハガキ1,000部 1枚48円からサービスをご用意しています。送付物はハガキ以外にも、種類があります。クロネコDM便、ゆうメール、封書タイプの郵便などです。また、発送リストの重複修正や住所不備修正などの宛先整理も請け負っており、DM送付における煩雑な事務作業にも対応しています。まずは見積作成や過去の実績がご覧いただけるWebサイトをご確認ください。

まとめ

今回は飲食店におけるDMの種類の紹介からDMを活用するメリット、集客に成功するDMのポイントを解説しました。作成・送付のポイントさえ押さえれば、DM送付にはたくさんのメリットがあります。SNS社会だからこそ、ターゲットを絞って情報発信ができるDM送付は効果的な方法といえるでしょう。ただし、DM送付にまつわるすべての工程をお店だけで行うのは至難の業です。ぜひ豊富なノウハウを持っている専門業者に頼って、賢く集客につなげましょう。DM送付をご検討中の方は、ぜひACTマーケティングへご依頼ください。